
芯あるxR表現
私こと弊社代表の多治見は、60年代の幼き頃には既にVRの世界観を空想していました。家族でドライブに出かけた時の車中から前方を見た、まさに臨場感あふれる光景を絵に描いた思い出があります。70年代のロボットアニメブームの頃、ロボット機内に入って格闘する漫画を描いて友人に回し読みしてもらっていました。80年代において大学での卒業研究では、ワイヤーフレームでの3D表現をテーマに悪戦苦闘しました。日本がバブルに湧いていた90年の頃、海外における一部マニアの間で評判の3Dゲームが持つポテンシャルに魅了され、いち早く3Dポリゴンのカーレースゲームの開発手掛けて大手ゲームメーカーに売り込んで商品化にこぎつけました。それからというもの、3Dゲーム開発を主軸にその道の研究開発一筋。2007年に弊社を設立した当時は、3Dゲームは誰でも簡単にプレイできるゲームでなければならないということをコンセプトに掲げ、「みんなのための3Dゲーム」というポータルサイトを立ち上げました。そしてその後は急速な技術革新に乗じて、ようやくVRが実現可能な土壌ができてきました。VR元年と囃された2016年には「VR事業」と称するIT事業者が際立って目立ちましたが、昨今ではそのうねりが落ち着いて、「いや待てよ?」とのごとく、芯あるxR技術が世の中から求められるようになってきています。
xRとは何か
VR,AR,MR,SRなどを総称した表現(xReality=クロスリアリティ)です。
では、【VR,AR,MR,SR】って何?
大胆に簡単に言えば・・・
Virtual(仮想)とReality(現実)との関わり度合いに応じてこれら4つに分類される、と考えておけばよいです。
VRとARとの違いだけでも知っておけばよいです。

VR=Virtual Reality
仮想現実(かそうげんじつ)
仮想現実とは、実際に見えている現実世界とは全く異なる「架空の現実世界」が見えることを言います。
例えば全く別の世界の景色が見えたり、タイムスリップして昔の景色が見えたり、自身が宇宙空間を遊泳している光景が見えたり、というように、あたかも自分自身が現実世界とはかけ離れた空間にいる感覚になります。
VR表現する装置としては、スマホ程度でも簡易的に表現できます。一般的には、臨場感たっぷり(没入感といいます)の仮想空間を満喫するために、大袈裟 な双眼鏡のような目を覆う「VRゴーグル」という装置を装着してVR体験しますが、数年後にはサングラス程度の軽量な装置で、さらに没入感あふれる表現が体感できるようになると睨んでいます。
弊社のVR
VR関連で2種類の経営革新計画を取得済
電柱からの落下事故
~安全教育VRコンテンツ開発事例~
静岡県内の大手電機メーカー様よりご依頼いただいた、安全教育VRコンテンツの開発を行いました。本コンテンツは、メーカー様独自の体感マシンと連動し、まるで実際の現場にいるかのような没入感を提供いたします。従業員の教育プログラムの一環として利用され、VR体験を通じて安全に対する注意喚起を促し、現実の事故防止に貢献しています。
※本コンテンツの公開に関しては、お客様の承諾を得ています。
カセットボンベ
爆発事故体験
~被害に遭われた方の実体験の話に基づく事故再現VR~
日常の何気ない行動が思わぬ事故を招いてしまうという、誰にでも起こり得る事例です。シナリオ進行途中で複数の選択肢が出現しますが、その選択次第では事故を回避するあもできるため、教育向けコンテンツとして発展することもできます。
本動画においては、カセットボンベが爆発する事態を招く有様を現しています。